2029年までに脳は機械と融合し、これまでの人間を超える魅力・強さ・知性を備えた「超人」が登場する(グーグルの専門家) (2/3ページ)

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それは単に未来のシナリオというだけでなく、部分的にはすでに存在し、加速しようとしているところです。 とカーツワイル氏は、テキサス州で開催されたSXSWカンファレンスで発言した。・強化人間が人類にさらなる進歩をもたらす
 彼によると、機械はすでに人間を賢くしており、それらを大脳新皮質に接続すれば、さらに賢い思考が可能になるという。

 カーツワイル氏はAIが人類を滅ぼすかもしれない可能性については心配していないそうだ。反対に、コンピューターを脳に移植することで、人類が進歩すると信じているという。
私たちは新皮質が増えるでしょう。よりユーモアになることでしょう。音楽だってもっと上手になります。魅力だって増しますよ……人として持つ価値のあらゆる部分が大幅に向上することでしょう
 機械が人類を追い落とすという未来像ではなく、人間と機械の協調によって人類が進歩するというのがカーツワイル氏が信じるビジョンである。

 SFの世界では、数十年前からナノマシンを人体に注入するというアイデアが存在した。例えば、スタートレックシリーズには人体の細胞を修復するナノマシンが登場する。

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 10年以上前、アメリカ国立科学財団は”ネットワークを利用したテレパシー”つまりインターネットを介して思考を送信する技術が2020年代にまでに実用化されると予測した。
究極的にはあらゆることに影響するでしょう……全人類の身体的な欲求はすべて満たせるようになります。私たちは心を拡張するようになり、私たちが重んじる芸術的資質が強化されます
 とカーツワイル氏。・1世紀前から始まった人類の機械的強化
 こうしたプロセスが始まったのは1世紀前のこと。メガネやラッパ形補聴器といった単純な機器によって、人の生活は劇的に改善された。
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