北朝鮮とアメリカが戦争突入か?危機を伝えぬ”大手マスコミの罪” (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

Photo by Korean Central Television
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 日本にとって朝鮮戦争(注1)、いや第二次世界大戦以来の危機かもしれない。

 核実験やミサイル発射を繰り返す金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が率いる北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に対して、ドナルド・トランプ大統領のアメリカ合衆国が激怒。かつてない強さで、「(軍事力行使を含む)あらゆる選択肢を排除しない」とストップさせようとしているからだ。

 実際、原子力空母カール・ビンソンを中心とした第1空母打撃群(注2)が、予定のオーストラリア寄港を取りやめ、朝鮮半島へ北上。かのビン・ラディン容疑者(注3)殺害計画をやってのけた米海軍特殊部隊ネイビー・シールズ支援船が、沖縄で目撃された。つまり取り沙汰されている<北朝鮮の核・軍事施設への空爆>と<金正恩の斬首>のどちらか、あるいは両方に対応する体勢が整いつつある。

 ……その北朝鮮攻撃のXデーは、5月9日までが濃厚とする説がある。韓国大統領選挙の日であり、おそらく親北朝鮮にして反日・反米の政権が誕生する。そうなる前に、という予測だが、

「韓国情勢より、中国の出方次第かと。先の米中首脳会談では、トランプ大統領が習近平主席に対し、“(後見国である)中国の責任において、北朝鮮の核開発を止めさせろ”と迫ったことは確実視されています。会談の真っ最中にシリアを空爆して見せたのも、アメリカは本気だぞというアピールも含んでいた」(軍事に詳しいジャーナリスト)

 つまりアメリカは習近平主席に対して、「まずはお前がやってみろ」とボールを投げて様子見している状態のはず、という。何らかのバーターは提示したのだろうが、前オバマ政権には無かった強気の姿勢だ。

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