“飛ばない”ドローンが大活躍! 農業IoT化の新活用法【国際ドローン展】 (2/3ページ)

FUTURUS

撮影:平塚直樹


■ 土壌環境センサのデータ収集に活用

では、これら2つのドローンを、前述の農業でどう活用するのか?

これには、ローム社が開発した土壌環境センサというIoTデバイスのデータ収集に使用するソリューションが今回発表されている。

土壌センサとは、pH値(酸性度)、水分量、温度といた、土壌環境の計測に必要な3要素を測定できるデバイス。

撮影:平塚直樹

撮影:平塚直樹

デバイスが測定した数値は、Wi-SUN(ワイサン)無線モジュールという機器を使って送信が可能だ。これは、2016年に総務省が産業用ドローン用に新しく使用を許可した周波数169MHzを使えるもの。長距離にあり、途中に山などの障害物が多い基地局にも、データ送信が可能なのがメリットだ。

撮影:平塚直樹

そしてデモ。今回は、みかん農園での運用を想定して実施された。車両用型で運ばれた飛行型ドローンは、農園の上空を飛行。

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