サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ソルヴェイグが大波乱を起こす」 (1/2ページ)

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ソルヴェイグが大波乱を起こす」

 今週は春の古馬女王決定戦「ヴィクトリアマイル」が東京で行われる。昨年は7、1、2番人気での決着だったが、一昨年は2000万円馬券が飛び出すなど、波乱傾向のGI戦。はたして、今年も大波乱が起こるのか!?

 GI戦線、真っただ中。今週のヴィクトリアマイルは、4歳以上牝馬によるマイルの女王決定戦だ。

 今年で12回目と歴史は浅いが、ウオッカにブエナビスタ、そしてアパパネ、ヴィルシーナと、女傑とうたわれる名牝が女王の座に就いており、他のGIに劣ることのない価値ある一戦と言っていい。

 今回、中心視されているのはミッキークイーンである。オークス、秋華賞を勝ったクラシック2冠馬で、昨年は勝ち鞍がなかったものの、ヴィクトリアマイル2着、エリザベス女王杯3着と存在感を示してきた。

 今年は前哨戦・阪神牝馬Sを制して、幸先のいいスタートを切り、このGIに照準を合わせて、しっかりと調整されてきている。強烈な瞬発力が武器で、直線の長い東京コースは得意とするところ。昨年のウップンを晴らして、3つ目のGIを手中に収めるのも容易だろうと見られている。

 ならばミッキークイーンからの流し馬券が筋ということになるが、気になる点もなくはない。初勝利をあげた時が444キロ、秋華賞を制した際が434キロ。そして3カ月半休養後の前走時が438キロ。年齢を重ねても体重は増えることはなく、成長したと感じられないのだ。

 そうであれば今回“2走目のポカ”、つまり反動がないとも限らないではないか。古馬になった今はマイル戦がベストと言えるかもしれないが、成長力が乏しいとあれば、他馬に足をすくわれる可能性も小さくはないはずだ。

 データを見ても、これまでの11回で馬単の万馬券が5回(馬連2回)。ウオッカ、ブエナビスタといった女傑が勝ち名乗りを上げる反面、1番人気馬は3勝(2着3回)、2番人気馬は2勝(2着0回)ということからも、順当に収まりづらいGIであることも確かなのだ。

 であれば波乱の目もなくはない。このレースは4歳馬が6勝(2着8回)と圧倒的に強く、今回もその4歳馬に有力馬、魅力的な穴馬が少なくない。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ソルヴェイグが大波乱を起こす」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 5/18号ソルヴェイグミッキークイーン水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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