早実・清宮幸太郎「ドラフト拒否」の裏工作(1)メジャー入りを熱望している? (1/2ページ)

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早実・清宮幸太郎「ドラフト拒否」の裏工作(1)メジャー入りを熱望している?

 “超高校級の逸材”早稲田実業の清宮幸太郎(17)の周囲がまた騒がしくなってきた。春の東京都大会決勝での活躍で、プロのスカウトも「即戦力」と太鼓判。しかしその一方で、アマ球界は2020年の東京五輪出場に向けて、メジャー行きのエサをブラ下げ、清宮サイドに「ドラフト拒否」を働きかけているのだ。

 劇的な勝利だった。4月27日、春の東京都大会決勝は、早稲田実業の清宮幸太郎を一目見ようと2万人を超える観衆が殺到。しかも9回二死から清宮の渾身の一振りで同点に追いつくと、延長12回に18-17で日大三高にサヨナラ勝利する凄まじい試合となった。スポーツ紙デスクが明かす。

「不調だったセンバツでは1本も本塁打を打てずに各球団スカウトの間では賛否の声も出始めていましたが、完全に復調しましたね。さっそく、ヤクルトはドラフト1位指名を決めたようです」

 他にも巨人、阪神、日本ハムが特別チームを作って熱心に追いかけているほか、ロッテ、楽天も関心を示すなど、争奪戦は今後、ますます過熱しそうな勢いだ。

「日本人選手の4番候補は、10年に一人しか出てきません。清宮には、一塁しか守れないという批判もありますが、DHのあるパ・リーグなら守備は問題ない。セ・リーグの球団でも清宮が『4番・一塁』に定着すれば、チームは向こう10年は安泰です、ノドから手が出るほど欲しい逸材ですよ」(在阪スカウト)

 だが、ここで浮上するのが、清宮の進路問題である。清宮自身は、これまで進路について言及したことは1度もなく、「プロか進学か」ということについて、学校側も明言していない。

「ただ今年に入って、清宮の父である克幸氏と親しい楽天の星野仙一球団副会長(70)が講演会で『大学(早大)に行くんだろ』と漏らす一方、早大の先輩に当たる元初代Jリーグチェアマンの川淵三郎氏は、『お父さんは、すぐにでも大リーグでやりたいようなことを言っていました』とスポーツ番組で発言するなど、さまざまな憶測を呼んでいます」(スポーツジャーナリスト)

 いずれにせよ、清宮の視界には「日本でプロ入り」の選択肢はないように思えるが‥‥。

「早実・清宮幸太郎「ドラフト拒否」の裏工作(1)メジャー入りを熱望している?」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 5/18号早稲田実業清宮幸太郎高校野球メジャースポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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