観月ありさ『櫻子さん』第5話は日曜夜には重苦しすぎる展開で5.3%

デイリーニュースオンライン

櫻子さんの足下には死体が埋まっている|フジテレビ公式ホームページより
櫻子さんの足下には死体が埋まっている|フジテレビ公式ホームページより

 Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が出演するドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)の第5話が21日に放送され、視聴率は前週から0.3ポイント増の5.3%(関東地区平均、ビデオリサーチ調べ)だったことがわかった。

 太田紫織氏による同名のミステリー小説を原作とした同ドラマは、「三度の飯より骨が好き」という標本士の九条櫻子(観月ありさ)が、その知識を駆使して事件を解決していくストーリー。藤ヶ谷は、変人である櫻子に振り回される形で事件にかかわっていく博物館の技術補佐員・館脇正太郎を演じている。

 今回は、正太郎が勤める博物館の主任学芸員・磯崎(上川隆也)の過去が明らかに。5年前までは高校教師だった磯崎は、教え子だった二葉(三浦透子)が突然失踪したことに負い目を感じ、教師の職を辞していた。そんな磯崎のもとに、二葉と仲が良かった一重(中村ゆりか)から「消える」と電話があった。同じ過ちを繰り返したくない磯崎は、二葉や一重と親しかった三奈美(山谷花純)の情報で一重を探し当てる。その場に居合わせた櫻子は、敷地内の一角だけバラが成長していることを不審に思い、地中から人骨を発見する。5年前に失踪したはずの二葉の骨だった。

 日曜夜という放送枠にしては重い話が続く今作。今回も、二葉は自殺していたというやるせない結論で終わるのかと思いきや、それよりもさらに重苦しい事実が明らかに。人付き合いの苦手そうな櫻子が、スイーツに釣られて簡単に博物館の学芸員補・愛理(新川優愛)の頼みを聞いてしまうなど、ほんわかした前半とは打って変わってのダークな展開に、「こんなのつらすぎる」と感想をもらす視聴者も。ただ、ここのところ骨に関係ない謎解きが続いただけに、白骨死体から「自殺ではない」「馬乗りになって首を絞められた」などと推理する櫻子にとっては、ようやく主人公らしい見せ場がやってきたとも言えそうだ。

 一方、磯崎の出演シーンが多かった反動で、藤ヶ谷演じる正太郎の出番は少なめに。それでも、話を聞いて欲しそうにしている愛理に声を掛けたり、彼女のために櫻子の家に同行してあげたりと、頼まれたらいやと言えない人の良さを存分に発揮。磯崎の様子がおかしいことに気付き、本人に直接話を聞くために一緒に来てほしいと櫻子に頼む場面も。櫻子には「お前はホントにおせっかいだな」と言われてしまうが、他人のことを思いやったり、困っている人を見たら見過ごせない正太郎の性格がよく表れたシーンとなった。なんだかんだ言って櫻子自身も実は相当なおせっかいである。もしかしたら櫻子と正太郎は、気が合わないように見えて「おせっかいでお人よし」同士のベストコンビなのかもしれない。視聴者からも「いつも弱い立場の人に寄り添える優しい正太郎がとても良かった。藤ヶ谷くんの演じる正太郎は優しい」との声が上がった。

 第5話で磯崎の過去にまつわる話は終わるかのように見えたが、白骨化した二葉の遺体の隣からもう一体の白骨死体が発見された。その頭蓋骨はなにかで切断されており、蝶形骨が抜き取られていた。一重には、まだ何か隠していることがあるらしい。どうやら、刑事の山路(高嶋政宏)の弟の死ともかかわりがある様子。視聴率的には苦戦が続いてきた同作だが、一気にストーリーが動き出してきたことで、次回以降の展開にも期待が高まる。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

【関連記事】

これで人生変わる? キスマイ宮田俊哉が明かす「聞き上手」になるポイント

キスマイ藤ヶ谷の優等生すぎる下積みトークに、TOKIO松岡は「敬語使おうかな」

うまくなったはずなのに!? 『TOKIOカケル』で披露したキスマイ藤ヶ谷太輔の絵にファンは嘆き節

キスマイ藤ヶ谷出演のドラマ『櫻子さん』第4話、盛り上がりに欠ける展開の中で光る藤ヶ谷の「心の声」

「観月ありさ『櫻子さん』第5話は日曜夜には重苦しすぎる展開で5.3%」のページです。デイリーニュースオンラインは、櫻子さんの足下には死体が埋まっている観月ありさKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧