プロ野球2017交流戦「新3大遺恨バトル」はこれだ!(1)「巨人vs日ハム」は遺恨だらけ (1/2ページ)

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プロ野球2017交流戦「新3大遺恨バトル」はこれだ!(1)「巨人vs日ハム」は遺恨だらけ

 今年も交流戦が開幕した。10年からパ・リーグが勝ち越し続け、その実力差から開催意義も問われてはいる。しかし、別リーグの、特定の相手に対する遺恨の炎を燃え上がらせる球団や選手らも目につくのだ。はたして激しいバトルがファンを熱狂させるか、いや、そもそも顔を合わせてはいけないのか──。

 セ・リーグ各球団は、軒並み苦戦を強いられる交流戦を前に、いかにチーム状態を上げているかがポイントだろう。

 昨オフに大補強を敢行した巨人は首位と3.5ゲーム差の3位ながら、数字以上に厳しい状況が続いている(5月26日現在、以下同)。

「とはいえ低迷の元凶とも言えるFA加入組の山口俊(29)と陽岱鋼(30)が、交流戦中には一軍に合流できる見込みです。堤辰佳GM(51)も『交流戦からが本当のスタートだ』と強気になっている。特に6年18億円と言われる破格の契約をした陽には、リードオフマンとして大きな期待をしています」(巨人番記者)

 5月25日にようやく三軍で初のシート打撃に登場しただけだが、6月6日の一軍復帰が既定路線。まさに急調整の陽だが、そこには古巣に対する思惑もあるという。さる球界関係者が舞台裏を語る。

「陽は自身を“在庫”扱いした日本ハムに一矢報いたい。6月9日からの3連戦で鼻を明かすためです」

 実は日ハムでは、チーム編成にあたって4通りに選手を分類しており、それは「どうしても必要な選手」「レギュラー」「育てる人材」、そして「代えのきく人材=在庫」だという。

「陽はレギュラーだったが、故障持ちもあって大きいピースではなかった。みずからを過大評価していた陽は、水面下で巨人につり上げられた条件をベースに、残留したかった日ハムと交渉しましたが一蹴されました。FA行使の会見で涙を見せたのは、すでに日ハムにとって“在庫”と化していた事実を知ったからです。日ハムのフロント内からは移籍前から『陽は活躍できないよ』との声も出ていた」(前出・球界関係者)

「巨人vs日ハム」の新遺恨はこれだけにとどまらない。

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