進化するETC。新たに追加された「ETC2.0」の機能とサービスの内容に迫る (1/3ページ)

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進化するETC。新たに追加された「ETC2.0」の機能とサービスの内容に迫る
進化するETC。新たに追加された「ETC2.0」の機能とサービスの内容に迫る

これまで多くのドライバーが使用していたETCが「ETC2.0」へと進化しました。バージョンアップされたETCには一体どのような機能やサービスがあるのでしょうか。また、導入するには何が必要なのでしょうか。

ETC2.0の基本事項から、新サービスの具体的な内容・利用方法まで詳しくご紹介します。

■次世代型ETCと言われる「ETC2.0」ってなに?photo by 国土交通省

ETC2.0とは、従来のETC機能に加え、道路上に設置された情報通信スペースから、渋滞情報や規制情報などを従来よりも広範囲で受け取ることができるサービスが追加されたものです。

2009年から実験モニターを募集し、情報通信が行えるITSスポットの設置や、割引システムの拡大などを行い、ようやく2016年から本格的にスタートすることとなりました。

ETCはもともと高速道路の料金所での渋滞を緩和させる目的で導入されたシステムで、今ではETC搭載車やETCレーンの普及により、料金所での渋滞はほとんど見られなくなりました。便利なETCの登場でスムーズな料金収受ができるようになり、快適なドライブを楽しむことができています。

そんな便利なETCが『ETC2.0』と進化し、これまでの料金収受に加え新しいサービスを提供することが可能となりました。

では、どのようなサービスが追加されたのか見ていきましょう。

■従来のETCと何が違うのかphoto by 一般社団法人 ITSサービス高度化機構

従来の料金収受機能に加え、現在では3つのサービスを受けることができます。

安全運転を支援するサービス

先の見えないカーブや落下物、渋滞の末尾情報など、私たちが安全に高速道路を走行できるように道路情報を知らせてくれるサービスです。

高速道路では、当然ですが一般道よりも速度が出ています。落下物などがある場合、発見から回避行動を取るまでの時間がとても短いため、このように事前に知らせてくれると安心ですね。

また、渋滞の末尾情報は非常に役立ちます。

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