【世界の美食】チェコ・クロムニェジーシュにある絶品レストラン「チェルニー・オレル (Černý Orel)」 (1/4ページ)
チェコ南東部、モラビア・ハナー地方にある庭園の町、クロムニェジーシュ(Kroměříž)。
ユネスコの世界遺産に登録されている聖三位一体柱があるオロモウツに近いため、オロモウツ観光と合わせて訪れる観光客が多い町です。
この町の見どころである初期のバロック式の城と隣接する庭園(イギリス風のポドザーメツカー庭園、初期バロック調の「花の庭園」など)は、ユネスコの文化遺産にも登録されています。
今回は、そのクロムニェジーシュにあるおすすめのレストラン、チェルニー・オレル (Černý Orel)を紹介します。
レストラン、チェルニー・オレル (Černý Orel)。店名はチェコ語で「黒鷲」という意味です。
この店はマイクロブルワリー(小さい規模のビール醸造所)を自前で持っており、PIVOVAR(ブルワリー=醸造所)の看板も上がっています。
店内にはビアサーバーと銅色の糖化槽があり、ビール好きにはたまりません。
こちらが自家製ビールのメニューの一部。チェコはどのお店でもビールが安いですが、このレストランでも1杯32コルナ~43コルナ(150円~200円程度)で自家製ビールを飲むことができます。
なお、ビールの名称の前に「11°」「12°」「13°」などと度数が書かれていますが、これはアルコール度数のことではなく、バリング度と呼ばれるものです。
バリング度は発酵前の麦汁の濃度を表す数値で、度数が上がるほど風味やコクが増すとのこと。