【現代医学と歴史】狂犬病がヤバイ! 日本では西暦717年から発症記録あり! もし噛まれたらリアルバイオハザードだった (4/5ページ)

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・インドでは今も毎年3万人が亡くなっている
これで一安心か。と思いきや、昭和19年から戦後にかけてまたもや大流行しました。なにせ敗戦後のことですから、犬にまで手を回す余裕などなかったのでしょう。このときは犬だけでなく、牛、馬、羊、豚にも及び危険な状況に陥ったため、GHQが日本政府に「狂犬病単独の法律」を作るように指示したほどです。

これをうけ獣医師で衆議院議員だった原田雪松が中心となり『狂犬病予防法』が制定されました。以降、飼い犬登録、狂犬病ワクチンの義務化、野犬の徹底駆除が行われ、昭和31年を最後に国内での狂犬病発生はなくなりました……が、おとなり台湾で発生したのは冒頭でも述べた通りですね。

世界的規模で見ると、狂犬病はまだまだ猛威をふるっております。例えばインドでは年間3万人がその犠牲となり、もしも流行地へ旅行に行く際は、あらかじめワクチンで基礎免疫をつけておくことをお勧めします。

また海外では、日本にいる感覚で気軽に動物に近づかないことも大切です。可愛いシロクマが居てもナデナデしに行ってはいけませんよ! あ、それは違う意味で危ないですね。

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