結婚式のスピーチ成功のコツと例文 気持ちがこもった感動的な祝辞を考えよう (1/3ページ)
社会人になれば、結婚式でのスピーチを頼まれることもあるでしょう。新郎新婦の新しい船出の場にふさわしい言葉を贈るのはなかなか難しいことです。スピーチを頼まれた人は式の前日に頭を悩ませることになるのではないでしょうか。そこで今回は「結婚式のスピーチのコツ」についてご紹介します。
■結婚式のスピーチでの注意点は?
結婚式のスピーチにおいてまず考えなければならないことは、新郎新婦にとっての晴れがましい場であるので、それにふさわしいものとすることです。ですから、
・新郎あるいは新婦をほめる内容であること
・二人の門出を祝福すること
が盛り込まれていることが大事です。またスピーチの流れは、
・あいさつ
・自己紹介
・スピーチ本文
・締めの言葉
MCから「次に友人代表の○○さんよりあいさつを賜ります」などとスピーチを促されますので、マイクの前に立ったら「今ご紹介を賜りました○○です」と切り出し、まずはあいさつです。あいさつには定型文があります。
□□くん、△△さん、ご結婚おめでとうございます。
本日はこのような晴れがましい席にお招きをいただき、ありがとうございます。
□□くん、△△さん、ご結婚おめでとうございます。
ご両親、ご親戚の方々におかれましても心よりお慶び申し上げます。
本日はお招きをいただき誠にありがとうございます。
といったあいさつになります。これはこのまま使うといいですね。そこから簡単な自己紹介につなげます。式の主役はあくまでも新郎新婦の二人ですので、自分の話はかいつまんで短くまとめるようにしましょう。
スピーチ本文では、新郎あるいは新婦の人となりを話者自らの視点で語ることが大事です。新郎あるいは新婦とのエピソードをうまくまとめましょう。ただし、その人を褒めないといけませんから、失敗談などは基本的にNGです。