昭和レトロな温もりと懐かしさ溢れる「昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展」開催 (1/2ページ)

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昭和レトロな温もりと懐かしさ溢れる「昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展」開催

東京都文京区弥生にある弥生美術館で「昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展」が開催されることとなりました。

漫画家・滝田ゆう氏(1931〜1990)は、戦前の東京下町・向島区の寺島町の私娼街として知られた「玉の井」で生まれ育ちました。レトロで温かく柔らかなタッチの作品には、戦前の昔懐かしい東京下町の風景が数多く描かれています。

同展では、連載開始から50年となる代表作「寺島町奇譚」の原画の他、戦前・戦中の東京下町の風俗が綿密に描きこまれたカラーイラストや、私小説ならぬ私漫画「泥鰌庵閑話」の原画、関連資料など多数が紹介されます。

かつて、小説家・永井荷風が「濹東綺譚」などの作品で、外部の人物としての目線で「玉の井」の町を描きましたが、滝田ゆうはそこに住んでいた人の視線で、戦火で失われてしまった寺島町の庶民の日常と懐かしい町の面影を、手仕事とも呼べる細かさで描き出しています。

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