芸能界「やりすぎ事件」のタブー真相(5)芸能レポーター対談「石川敏男×平野早苗」 (3/4ページ)
石川 そのあとに福岡行きの飛行機で一緒になったんだけど、すぐそばに女性がいたんだよ。それまで普通に話していたのに、俺の顔を見たら急によそよそしくなって。もしかしたら、あの女性だったのかもね。
──今は不倫発覚後の「誠実な対応」が求められている気がします。
平野 斉藤由貴さんにしても、決してウソをつく人じゃなかった。過去の会見では素直にありのままを話していた気がします。でも先日の会見では結局、「ああ、ウソをついていたのね」ということになって。
石川 会見で失敗すると大変だよ。大河の「西郷どん」も降板しちゃったし。斉藤由貴の不倫会見を見ていて、ふと川碕麻世との一件が頭をよぎってね。麻世の不倫釈明会見では、すぐ後ろで奥さんのカイヤがジーッと見ていたという‥‥。
──不倫謝罪に妻同伴とはキツいですね。
石川 元祖は峰竜太なんだよね。浮気会見に海老名美どりが同席して、その場できっちりと和解をアピールできたから、そんなにダメージはなく、救われた。
──思い出深いプレイボーイは?
平野 火野正平さんですかね。十何人目かの彼女が発覚した時に、京都の太秦まで行ったら、どこからともなく火野さんが現れて、プラカードをパッと出したんです。そこには《私はセリフ以外しゃべりません》って書いてあって。からかわれているのに、嫌味じゃないし、おちゃめなんです。
石川 彼はとにかくマメだよね。鎌倉の病院に当時の彼女が入院していた時なんて、毎日お見舞いに通っていたんだよ。でも当時は、みんな取材で「遊んで」いたよね。
平野 そうそう。どんな手を使って惑わそうかって。
石川 俺だって羽賀研二にはダマされたよ。「安心してください。よその取材は受けません」って言ったその日に会見を開いたりね。あの時は「コノヤロー!」ってね(笑)。