岩をくり抜いて作られた教会が凄い!フィンランドのテンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko) (1/4ページ)
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フィンランドの首都ヘルシンキは日本からのアクセスの良さや治安が安定していることから、近年注目されているヨーロッパ都市の一つ。
コンパクトで洗練されたヘルシンキは映画「かもめ食堂」の舞台にもなった街で、徒歩やトラムに乗って街の風景を堪能しながら巡るのがおすすめです。
今回は個性的な建築が多くあるヘルシンキの中でも、圧倒的な存在感を持つ岩の教会「テンペリアウキオ教会」をご紹介します。
ヘルシンキ中心部からトラムに揺られて15分程の住宅街には、アパートが円形の建物を囲むように立ち並ぶ不思議な一角があります。
その中央に位置するのは通称「ロックチャーチ」と呼ばれるフィンランド福音ルター派教会のテンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)です。一見、教会には見えない独創的な外観で、建物が岩石に埋もれているようにも見える構造になっています。岩から見える緑の部分が教会の天井部分。
教会の内部に一歩足を踏み入れてみると、他の教会では見られない構造に目が釘付けになることでしょう。教会の内部は巨大な岩石がくり抜かれた壁が剥き出しになっており、天井部分は円形の銅板が設置されています。天井と岩石の間にあるガラス窓から差し込む天然光が教会の美しさを引き立てています。