他人を見ずにはいられない…“脇見恐怖症”の原因と克服法 (2/4ページ)
自分がどう思うかより、世間一般がどう評価するかによって評価を変えるということです。
これらの対人恐怖症は、突き詰めると、「自分に自信がない、自分には価値がないと思っている」という自己評価の低さと「他人は自分に危害を加えるかもしれない」という恐怖感が原因ではないかと思われます。
視線以外にも、対人恐怖症には以下の種類があります。
・醜形恐怖症:自分の外見が醜いために、他人に迷惑をかけていると思う
・自己臭症:体臭が不快感を与えているのではと思う
・赤面恐怖症:顔が赤くなっているのではと思う
・表情恐怖症:自分の笑顔は不自然に見えているのではと思う
・視線恐怖症:他人の視線が自分に向けられているように思っていたたまれない
脇見恐怖症の症状
道をすれ違う相手、電車で向かいや横に座った人、教室や職場で視界に入ってくる人について、相手から「何見てるんだ!」と因縁をつけられたり、不愉快に思われるのではないか、と考えてしまいます。どこを見ていたら他人を不快にさせないのかが分からなくなり、外出や他人と関わることが苦痛になります。
眼鏡や前髪で視線を隠すことで対応しようという人もいます。