クジラの子らは砂上に歌う 第一節 「私たちの大事な世界の全てだった」【感想コラム】 (3/3ページ)

あにぶ

■美しくもどこか不安を感じる世界観

クジラの子らは砂上に歌う 第一節 「私たちの大事な世界の全てだった」【感想コラム】

画像引用元:© 梅田阿比(月刊ミステリーボニータ)/「クジラの子らは砂上に歌う」製作委員会

PVを観てその美しさに惹かれた僕ですが、本編ではその広大な世界観が独特なタッチで描かれており、砂に浮かぶ泥クジラのシーンでは、その美しさに引き込まれてしまいそうでした。

ですが、ただ美しいだけでなく、この世界観からは少しばかりの「恐怖」や「不安感」が感じられました。

なにより、無印(サイミアの使えない人)に比べ、短命なことが運命付けられながらも普通に生活を送っている「印」。

僕は、そんな「印」のチャクロを始め、オウニたちからは死への恐怖が感じられず、むしろ、各々がなにかを成し遂げたいのでは?といった印象を受け、そんな不安定さにどこか惹かれていたのかもしれません。

次週からは流れ島に逃げ込む3人が描かれていくと思いますが、張り巡らされた伏線と、謎の少女リコスがどう動くのかがカギとなるのではないでしょうか。(MoA)

独特の世界観でファンを魅了し続ける「 灰羽連盟 」をご存知ですか?

2015.12.03

(あにぶ編集部/MoA)

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