一人暮らしの家賃相場はどのくらい? 引越し前に知っておきたい知識 (3/4ページ)

学生の窓口

◎大学生:4万7800円~5万9100円
首都圏の一人暮らしの学生さんの家賃相場が、5万6500円~6万2000円になっているのと異なり、首都圏周辺は、5万1500円~5万9100円となっています。さらに、地方の大学に通う大学生の相場は、4万7800円~5万2900円と大きく変わります。

しかし、大きな共通点はひとつ。首都圏以外、さらに地方の大学に通うために一人暮らしをする学生さんの通学時間は、平均が14~18分になっています。通学は、首都圏とは異なり、徒歩や自転車での通学も多くみられ、大学から近いことが大切なようです。

首都圏との大きな違いは、賃貸物件の間取りです。首都圏の家賃より安い相場で借りられる地方では、1LDKの築7年未満のアパートや、リノベーション工事完了後の部屋で1DKなど。中には、スペースが30平方メートル近い物件もあります。

◎首都圏以外では男女とも相場は同じ
首都圏以外の地域では、男性と女性の賃貸物件での相場の違いは、あまり見られないようです。違いがあるとすれば、男性は、広さを求めて物件を決めているのに対し、女性は駅やスーパーなどに外出する際の便利さを考えているよう。

首都圏以外の物件の場合、新築物件はセキュリティ対策が完備されていることも多いとのこと。どの物件を賃貸した場合でも大きな開きがみられないということなのかもしれません。

家賃の相場から見る物件サイズ
■家賃の相場から見る物件サイズ

「ゆとりのある物件がいい」というのは、ある意味当然のような条件ですが、ここで融通の利きやすい地方と、いい物件は高くて選びにくい首都圏の違いがあります。もちろん、最初に決めるのは志望大学。次いで、お住まいのある地域を決めてから、物件を決定。これが、一般的な流れでしょう。

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