評価される社会人になるには? 入社前に知っておきたい、「学校」と「会社」での評価の違い (2/3ページ)
でも、会社の人は基本的に、「自分が仕事をする上でメリットがあるかどうか」で物事を判断します。同じチームの上司や先輩が相手なら、そのチームにとってあなたの行った業務や発言がよい効果を与えたかどうかで評価が決まります。チームに貢献できる人はより評価され、上司や先輩からも手厚いバックアップを得られるでしょう。
3.「評価軸が1つでわかりやすい」から「評価軸が複数で、わかりにくい」に変わる
学校や受験は、テストの成績がすべてですし、なにをすれば評価されるかがわかりやすかったですよね。でも、会社は違います。評価軸は明示されているものもありますが、暗黙のものも数多くあります。「何をすれば評価されるか」がはっきりと示されず、自分で答えを探さなければいけない場合もあるでしょう。
4.「ルールを守る人の評価が高い」から「ルールをつくる人の評価が高い」に変わる
学校はルールを守る人がほめられたと思いますが、会社では「みんなが納得できるルールをつくること」が重要です。言われたことに従うだけではなく、上司や先輩も含めてうまく人を動かすことのできる人になる必要があります。
5.「短期評価」から「長期評価」に変わる
学校はせいぜい3年、長くても6年程度で卒業ですが、会社は3年経ってようやく独り立ちというレベルです。なんといっても定年まで働くとすれば、働く期間は30年、40年ですからね。そういう意味では、どんな大学に通ったかは、入り口がちょっと違う、という程度の差です。
ここまでに紹介した内容を踏まえて、「会社」で評価される人間の特徴を端的にまとめると、次のようになります。