ストレスで発症?バラ色の発疹が特徴の“ジベルバラ色粃糠疹”とは (3/5ページ)
時には、始めに皮疹ができる前に、微熱や咳や鼻水が出るといった風邪っぽい症状を引き起こすこともあります。
初期症状
ジベルバラ色粃糠疹の症状は、始めに出る皮疹をヘラルドパッチと呼びます。背中の中心に、落屑(皮膚表面の角質がはげ落ちる状態)を伴った直径が2~5cm程度のやや大きめな卵型の赤っぽい皮疹が1個できます。
7~10日後
急に体の抹消の方向に小さめの1~2cmの卵型の赤っぽい皮疹が増えていきます。
再発の可能性は?
一度発症すると、再発はほとんどありません。ただし、ストレスなどから免疫低下な状態が続くと、再発することもあります。
ジベルバラ色粃糠疹の好発年齢、好発部位
好発年齢・時期
発症は10~30歳代に多く、春と秋に多く発症します。
好発部位
背中での発症が多く、クリスマスツリーのように皮疹が体幹部から末梢側へ広がることも特徴的です。