綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』第9話は13.6%に上昇…西島は只者じゃなかった

デイリーニュースオンライン

Photo by Nicolas Alejandro Street Photography  (写真はイメージです)
Photo by Nicolas Alejandro Street Photography (写真はイメージです)

 女優の綾瀬はるか(32)が主演を務める『奥様は、取り扱い注意』(日テレ系)の第9話が11月29日に放送され、平均視聴率は前週より1.2ポイントアップの13.6%(ビデオリサーチ調べ:関東地区)だったことが分かった。綾瀬の爽快なアクションと、1話完結型の分かりやすいストーリーで視聴者の心をつかんできた同ドラマだが、最大の関心ごとはやはり綾瀬演じる菜美の夫・伊佐山勇輝(西島秀俊)の正体だろう。

 第9話では、菜美の友人である佐藤京子(本田翼)と大原優里(広末涼子)にピンチが訪れる。以前から旦那・佐藤渉(中尾明慶)の浮気を疑っていた京子は、仕事終わりの旦那を尾行。女性とホテルに入っていく姿を目撃する。夫の浮気が、疑いから確定に変わった瞬間であった。

 そして、優里は旦那に対する不満から、以前の合コンで知り合った若い男とたまにお茶する間柄を楽しんでいたが、男性に誘われるがまま一線を越えてしまう。しかし、後悔した優里は次の日に「なかったことにして、もう会わない」と伝えようとしたのがだ、そこには玉山鉄二演じる男の姿が…。実は優里がいた部屋にはカメラが仕掛けられており、2人の情事が盗撮されていたのだ。それをネタに男に脅されてしまう優里。

 優里に関しては、「主婦の売春」という裏稼業の罠にかかってしまったことで今後の展開にも大きく影響してきそうだが、それ以前に旦那・大原啓輔(石黒賢)にも制裁を与えてほしかったというのが本音。自分の妻のことを家政婦代わりにしているばかりか、目の前にいる子どもの注意でさえも自分では言おうとはしない。妻を家庭に縛り付けるという仕打ちをしておきながら、自分は全く家族に無関心。何か良いことを言えば「俺って優しいだろ?」と言わんばかりのドヤ顔をしてくるのが本当にむかつくところだ。

 果たしてこの2人はどうなるのやら…。今回は話がてんこ盛りすぎて、ひとうひとつの展開がやや雑に感じられる結果になっている気がする。

 そして菜美は、友人2人が家族と向き合う姿を目の当たりにして、自分も旦那と向き合うことを決意。再び天才ハッカーのクリーニング店員・小雪(西尾まり)の元を訪れ旦那の正体を探ってほしいと頼む。その後「特に変わったことはなかった」という報告を受ける菜美。しかし、電話の先で話す小雪の隣には、旦那である勇輝の姿が……!

 これまで、菜美ばかりか視聴者からもさんざん“怪しい”と疑われていた勇輝だったが、会社のPCに映し出されていた映像は自宅で家事をしている菜美の姿。毎日帰宅すると「今日は何していたの?」と優しく語りかけ、1日の出来事を聞いてくれる優しい夫だと思っていたのに、その裏では菜美を監視している夫だったのだ。

 しかも、それは夫としての顔ではなくおそらく夫ではない“裏の顔”であることは明らか。表向きはクリーニング店として勤めている天才ハッカーの居場所まで突き止め、さらに脅しをかけられることができるくらいヤバイ奴だということだ。

 やっとここから「本当の修羅場が始まるぞ~!」といとこだが、次はなんと最終回。様々な伏線が張り巡らされているこの展開をあと1話でどうおさめるというのだろうか。まさかのオチが“夫も工作員だった”っていうだけでは終わらせられないだろう。年末の特別編、映画化が決まっているということは、やはり重要な展開はそれまでおあずけということなのか?

 ドラマ内だけで完結してくれることを願っていたが、残り1話に詰め込んだとしても話が雑になりすぎてしまうはず。せめて、今話ではみられなかったアクションシーンをたっぷりと詰め込んで爽快な気分で見終える展開を期待している。

文・吉本あや

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