パナソニック11連勝で白組1位通過確定 6連勝の東芝4強入りへ望みつなぐ (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 ジャパンラグビートップリーグは12月10日、第11節の残り2試合がおこなわれ、パナソニックが開幕から11連勝(勝点54)でホワイトカンファレンス1位での日本選手権大会(兼 トップリーグ総合1位~4位決定トーナメント)出場を決めた。また、レッドカンファレンスの東芝は6連勝(7勝4敗)となって勝点33とし、日本選手権への望みをつないだ。

 パナソニックは埼玉・熊谷陸上競技場で宗像サニックスと対戦し、42-7で勝利。

 序盤はサニックスに押され気味だったパナソニックだが、前半20分、ラインアウトからモールで押し込み先制した。24分にはハーフウェイ付近のスクラムからのアタックでCTBディグビ・イオアネが突破し、CTB松田力也につないで追加点。

 26分にサニックスのFBアンドレ・エスターハイゼンがパワフルランでゴールに迫るも、先発のSO山沢拓也が懸命のディフェンスでトライを許さなかった。

 ハーフタイム前には元オーストラリア代表のCTBイオアネがサニックスCTB王授榮に対して強烈なタックルでボールを奪い返したあと自らゴールへ運び、21-0で折り返した。

 この試合、多くの主力選手を温存したパナソニックだが後半も主導権を握り、50分(後半10分)、CTB松田が敵陣深く前でタックラーをかわしてトライ。さらにリスタート直後、NO8ベン・ガンター、FLテビタ・ツポウの力走からチャンスを広げ、SO山沢からのキックパスを左外でキャッチしたWTB児玉健太郎が内のFB森谷圭介にもどして追加点が生まれた。

 サニックスは61分、元日本代表WTBカーン・ヘスケスが自陣右サイドから大きくゲインしてLO西井利宏のトライを演出したが、68分にパナソニックのSO山沢がチーム6トライ目を挙げ大差がついた。

 宗像サニックスは1勝10敗(勝点7)。

 パナソニックのロビー・ディーンズ監督は、「セミファイナルへの進出を決めることを目標にやって来て、それを達成できてよかった。今日の試合は完璧とは言い難い内容だったが、久しぶりにプレー経験を得た選手にとっては、いい経験になったと思う。残り2試合、まだ高められるところはある。

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