子どもの長引く痰のゴロゴロ…疑われる疾患と対処法【小児科医解説】 (2/4ページ)

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クループ症候群

寒暖差や何かの風邪のウイルスにより、声を出す声帯の部分に炎症が起きて、犬が吠えるようなせき込み(ケンケンという様子)、悪化した場合には息を吸い込むときにゴロゴロという喘鳴が聞こえることがあります。



風邪

喘鳴などの苦しい様子がなければ、痰の絡む咳でゴロゴロいう多くは風邪のウイルス感染であります。風邪では、鼻水が喉へ流れ込んで、痰と同様にからんで、息の流れでゴロゴロという音がします。




子どもの痰と大人の痰の違い

子どもと大人



子ども 

子どもの痰は、成人と異なりどちらかというと、喉から流れた鼻水であることが多いため、透明白色であることが多いです。



大人

成人では、自分で痰を集めて出すことができるため、黄色から緑色であることが多く色調も濃いことが多いです。 




子どもの痰で注意が必要な症状

小児科で診察される子ども



黄色であれば、何かの細菌感染による気管支炎の可能性があります。

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