子どもの長引く痰のゴロゴロ…疑われる疾患と対処法【小児科医解説】 (1/4ページ)

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お子さんが風邪を引いた際、痰が「ゴロゴロ」と長引くことがあります。



喉に痰が絡んで辛そうにしている症状を、親としてはなんとか緩和してあげたいですよね。



今回は、子どもの痰で考えられる疾患や対処法を、小児科の武井先生に詳しくお話を伺いました。






子どもの痰の原因

ウイルス



子どもの痰は、大人の痰と異なり、自分で出すことができないために、ゴロゴロと続くことがあります。またそこの部分に空気が流れる事により「ぜーぜー」という喘鳴の音が聞こえることがあります。



赤ちゃんが痰が続く場合には、以下の疾患が考えられます。



RSウイルス感染症

夏から冬にかけて、2歳未満のお子さんを中心に細気管支炎・肺炎を引き起こす可能性があるウイルス性疾患です。発熱が数日続き、ぜーぜーした呼吸、肩や体など全身を使う呼吸になることがあります。



気管支喘息、喘息性気管支炎

寒暖差や気圧低下、何かの風邪のウイルス感染により、慢性的に気管支にある炎症が発作的に悪化したために、呼吸困難や喘鳴が特徴的であります。小さいお子さんでは、喘息性気管支炎と診断されることがあります。

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