真冬のロンドンを彩どる光の祭典、ルミエール・ロンドン2018 (1/4ページ)
毎年11月初旬から華やかなクリスマス・ライトが街中をロマンティックに照らし、クリスマス気分が盛り上がるロンドン。
クリスマスが過ぎた後もそれらのライトはすぐに取り払われることはなく、多くの場所で1月第1週から2週くらいまで飾られています。
そのクリスマス・ライトが一掃された後に開催されるのが「ルミエール・ロンドン(Lumiere London)」。
2009年にイギリス北東部の町「ダラム(Durham)」で始まったイベントは、ロンドンでは2016年に初開催され、2018年は2年ぶりにロンドンに戻ってきました。
国内外のアーティストが製作した芸術的なライティングが、ロンドン中心部の6つのエリアに50以上出現し、それらは全て無料で楽しめます。
今回はすでに終了してしまいましたが、2018年1月18日~21日間に開催されたルミエール・ロンドンの様子をご紹介しましょう。
まずご紹介したいのがウェストミンスター寺院で行われたThe Light of the Spirit (Chapter 2)。
2016年のルミエール・ロンドンでも人気を集めた、フランス人ライト・アーティスト「パトリス・ウォレナー(Patrice Warrener)」氏によるプロジェクション・マッピングで、歴史的建造物「ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)」が極彩色で彩られ、多くの人々を魅了しました。
この作品は今回のイベントの中でも最も大規模な作品のひとつで、その迫力には圧倒されます。
次にご紹介するのが、ロンドン中北部にあるターミナル駅「キングス・クロス」の周辺で行われたWaterlicht。