平昌冬季五輪 にっぽん選手メダル候補「直前ガイド」 (4/5ページ)

週刊実話

勝てなくなった要因は、ルンピ(ノルウェー)やアルトハウス(ドイツ)ら外国人選手の急激な成長によるところが大きい」(実業団ジャンプ選手)

 これに対して「私生活の変化が不調の原因では?」という別の意見もある。
 「2000万円のベンツを乗り回し、オフシーズンには都内でその姿がたびたび目撃されています。若くして世界の頂点に立ち、周囲からチヤホヤされた結果、天狗になったと言われても仕方ない」(記者)

 実際、スポーツ記者の間では、「態度が悪い」や「傲慢」などの悪評も多い。
 「写真をお願いしたファンに、『肖像権があるので』と断ったのは有名な話です。競技と関係ないイベントに呼ばれた時は、上機嫌で喋るため、芸能班の連中にはウケがいいですけどね」(ディレクター)

 ちなみに“レジェンド”葛西紀明(45)も愛車はフェラーリだが、ファンへの対応は彼女と対照的だ。
 「サインや写真のお願いは基本的に断らない神対応で、マスコミの評判もいい。平昌で上位進出は難しいでしょうが、風向き次第で変わるのがジャンプ競技。銀メダルに輝いた“前回の再現”なんて展開になる可能性もある。それに、個人がダメでも、団体なら男女ともにメダル候補です」(同)

 長野五輪以来、20年ぶりとなるジャンプでの金も夢ではないかも。

★その他の競技 メダル射程圏内の選手はまだいる!

 他の種目にもメダル候補の日本人選手がいる。中でも、ノルディックスキー複合の渡部暁斗(32)は、W杯3連勝と絶好調をキープして五輪に臨む。
 「日本の男子選手ではフィギュアの羽生選手以上に金メダルに近い人物です。彼の弟・善斗(26)も同種目の代表で、世界を席巻した“荻原健司・次晴兄弟の再来”と言われてます。団体もメダル圏内です」(記者)

 そして、過去の大会でも日本人選手の健闘が光るモーグルにも注目選手がいる。昨シーズン、世界選手権初出場で初優勝の偉業を成し遂げた堀島行真(20)だ。
 「攻めの滑りなのでリスクはありますが、大舞台に強いことは昨年の世界選手権で証明しています」(同)

 さらにフリースタイルスキー・ハーフパイプの前回銅メダリスト・小野塚彩那(29)も、金メダルの期待がかかる選手の1人だ。

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