世界遺産なのに旅行者が素通りするモロッコの首都、ラバトに行くべき7つの理由 (2/5ページ)

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世界遺産の登録名称が示しているように、ラバトの新市街にはヨーロッパの影響を受けて近代的に整備された整然とした町並みが広がり、メディナにはイスラム情緒漂う昔ながらの混沌とした風景が広がっています。

まったく異なる2つの顔が共存しながら発展してきたところに、ラバトならではの魅力があるのです。

・メディナのスークは買い物がしやすい穴場

城壁に囲まれたラバトのメディナは、マラケシュやフェズといった有名観光地に比べると地元の人々の割合が多いメディナです。それだけに、スーク(市場)には、観光化の影響を受けていないローカルな景色が随所に残り、モロッコの都市で生活する庶民の日常が垣間見えます。

一方、メディナの東側には観光客向けのお店が並ぶ通りがあり、テキスタイルや木工製品、革製品、ランプ、陶器などのお土産にぴったりなモロッコ雑貨を手に入れることもできるのです。

ラバトのメディナでは、観光客向けの品物が並ぶ通りでも激しい呼び込みがなく、落ち着いて買い物ができるのが嬉しいところ。

基本的に価格は交渉制となりますが、有名観光地に比べるとはじめから比較的低い価格を提示してくれる売り手が多いので、モロッコの物価水準がよくわからない人や、手ごわいモロッコ商人との交渉に慣れていない初心者にもおすすめの穴場スークです。

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