世界遺産なのに旅行者が素通りするモロッコの首都、ラバトに行くべき7つの理由 (1/5ページ)

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世界遺産なのに旅行者が素通りするモロッコの首都、ラバトに行くべき7つの理由

北アフリカの国・モロッコの首都は大西洋に面した港町、ラバト。

・・・なのですが、モロッコといえば最大の都市で商業の中心であるカサブランカ、あるいは世界遺産のメディナ(旧市街)で知られるマラケシュやフェズを思い浮かべる人が多く、ラバトは首都のわりにどうも存在感が薄いといわざるを得ません。

多くの外国人旅行者が素通りしがちなラバトですが、実は行った人にしかわからない魅力を秘めた町。

実のところ、筆者自身南部のアル・ジャディーダから中北部のメクネスに行く途中、どこか中継地で一泊したいという動機からラバトを訪れました。「カサブランカは前に一度行ったし、町の規模が大きくて移動が大変そうだから、今回はラバトにしよう」、そんな具合です。

大して期待せずに向かったラバトでしたが、実際にラバトの町を歩いてみると思いのほか魅力ある都市だということが判明。しかし、カサブランカやマラケシュ、フェズに比べると、ラバトを訪れる外国人旅行者は圧倒的に少ない・・・「なぜみんなラバトに来ないんだ!」と思ったものです。

そこで、「単なる行政の中心でこれといった見どころはない」と思われがちな、ラバトの知られざる魅力をお伝えしたいと思います。

・メディナ(旧市街)と新市街がともに世界遺産

ラバトは「ラバト:近代都市と歴史都市が共存する首都」として、メディナ(旧市街)と新市街がともに世界遺産に登録されています。旧市街がまるごと世界遺産に登録されている例は数あれど、新市街もあわせて登録されているのは珍しいといえるでしょう。

実際に、モロッコにはマラケシュやフェズなど、ラバト以外にも世界遺産の町がありますが、いずれも登録範囲は旧市街のみです。

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