中居正広に江川紹子が言いがかり?平昌五輪「日本人スゴイ」はダメなのか

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中居正広に江川紹子が言いがかり?平昌五輪「日本人スゴイ」はダメなのか(写真はイメージです)
中居正広に江川紹子が言いがかり?平昌五輪「日本人スゴイ」はダメなのか(写真はイメージです)

 フィギュアスケート男子の羽生結弦選手(23)が17日、ソチ五輪に続いて平昌でも金メダルを獲得する偉業を果たした。4ヶ月にも及ぶ怪我のブランクから、奇跡の演技を見せた羽生には、日本中の誰もが感動を覚えたはずだ。

 だが、そんな羽生の活躍に対して、「受け取り方」の違いから、テレビとSNSを舞台に大論争の場外バトルが起こっている。ことの発端は羽生がショートプログラム(SP)の演技を見せた16日のTBSの放送だった。その様子を生中継で、現地から同局のメインキャスター・中居正広(45)が伝えていた。

 中居は逆境をはね返す羽生のメンタルの強さに驚き、「こんなに自分の力を出せるものなのでしょうか」と率直な気持ちを言葉にした。そして「日本人がほんとにスゴイなーって。誇らしい」と我が事のように嬉しい表情を見せていた。この時点で、羽生はSPを1位で終えただけで、まだ金メダルを取っていない。それでもソチで活躍を見せた羽生の復活劇は、中居にとっても、また視聴者の国民にとっても希望と勇気をもらえる瞬間だったのだ。

 だが、そのレポートが終わった後の16日の15時07分に、ジャーナリストの江川紹子(59)が「テレビの人へ。『日本人スゴイ!』じゃなくて、『羽生選手すごい! 宇野選手すごい!』だから」と自身のTwitterでつぶやいた。時間的にみて、江川のいう「テレビの人」とは中居を指すと見て間違いない。

 いうまでもなく、この発言はSNSで拡散されて大炎上した。「日本中が自分のことのように喜んでるのに、こんなこと、わざわざ言う必要ある?」「日本人選手の活躍が日本中に希望を与えてくれる意味を分かってない」「スポーツに右も左もない。なぜ同じ国民として喜べないの?」「中居くんの発言こそ、世界共通の当たり前。日本だけ自国の誇りをもっちゃダメとか、江川さんの発言は不自然すぎる」と、日本中の高揚した期待感に水を差す事態となった。

 ちなみに物議をかもしてしまった江川は、14年12月13日のスペイン『GPファイナル』では羽生選手に対し、Twitterで「羽生さん復調よかた(^O^)/それにしても、6人中3人が日本人ってすごい。ほかの2選手もがむばって →あるぞ!日本勢ワン・ツー」と、真っ向から矛盾したコメントしている。4年間で彼女に何があったのかは不明だが大した変わりようだ。

 羽生選手が金メダル取材の時も、日の丸の国旗を決して床に置かず、大切そうに抱えていたのは、日の丸の向こうに日本のファンの姿も見ていたのではないか。同様に日本のファンも中居と同じように、平昌のスタジアムにたなびく日の丸と共に、羽生選手の活躍を我がごとに重ねている。五輪は決して国家のためでなく、選手と国民を繋ぐスポーツの祭典であることを、江川には思い出してもらいたい。

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