ミスター雁之助引退試合で、藤波辰爾が「お前、本田だろ!」ガッツワールド解散興行 (1/3ページ)

リアルライブ

ミスター雁之助引退試合で、藤波辰爾が「お前、本田だろ!」ガッツワールド解散興行

ガッツワールド解散興行
「ガッツワールド THE FINAL 武骨終焉」
▽15日 新宿FACE 観衆 600人(超満員札止め)
▼ミスター雁之助引退試合(60分1本勝負)
●ミスター雁之助&影山道雄(16分41秒 飛龍裸絞め)○藤波辰爾&ヒロ斉藤

 13年4ヶ月の歴史に幕を閉じるプロレス団体ガッツワールドの最後と、ミスター雁之助の引退を見届けようと、新宿FACEには定数いっぱいの600人(超満員札止め)のファンが駆けつけた。前売券は完売し、当日券もあっという間に売り切れ。マスコミも多数取材に訪れるなど、プロレス界でも注目度の高い大会となった。

 セミファイナルにラインナップされた雁之助の引退試合は、雁之助にそっくりの影山道雄がパートナーに。ガッツワールド初参戦となる藤波辰爾と、2度目の参戦となるヒロ斉藤とのタッグマッチが行われた。雁之助と藤波がそれぞれトップバッターとして登場すると、会場の興奮は最高潮に達した。ターザン後藤に叩き込まれた全日本プロレスの流れをくむ雁之助と、カール・ゴッチやアントニオ猪木に叩き込まれた新日本プロレスの流れをくむ藤波、ヒロとのハイレベルなレスリングの攻防に、ファンはもちろん、花道から試合を見守った数多くのレスラーたちが酔いしれた。

 試合も中盤に差し掛かったころ、雁之助と影山が場外で入れ替わり、影山に扮した?雁之助が藤波の前に立つと、藤波が「お前、本田だろ!」と雁之助の本名を暴露。雁之助はスーパー・ストロング・マシンに続いて、藤波に本名をリング上で暴露された2人目のレスラーとなった。

 これにはファンも大喜び。藤波やヒロとのレスリング対決を影山はしっかりとフォローしていたが、今週末に“ニューヨークの帝王”ボブ・バックランドとタッグを結成する藤波は絶好調。最後は粘る雁之助にドラゴンスクリューを放ち、ヒロが必殺のセントーンを放つと、流れるようにドラゴンスリーパーで雁之助を捕獲。ギブアップを奪うと藤波は、引退する雁之助を介錯した。

 試合後、ファンと握手しながら退場した藤波だが雁之助が「今もう1試合やってほしい」とマイクで訴えると、藤波は雁之助の前に再び登場。

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