【衝撃事実】ついに封印を解く! 女神転生の危なすぎる開発秘話を26年の時を経て激白「ネズミーランドにダークマウス出現」 (2/5ページ)

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ところがそのまま出せてしまったんです。初代「女神転生」はナムコさんから発売されましたよね。ナムコさんは任天堂さんと業務提携しているのですが「独立的にやりますよ」という契約をして、ナムコさんの工場でロムを作ったんです。なのでゲーム内容の検閲はナムコさんが独自にがやっていたので、任天堂の規約を守らなくともナムコさんの検閲が通れば出せるんですね。

記者: 当時、確かに自社工場でゲームソフトを生産していた会社がありましたね。

鈴木: ナムコさんのおかげで「女神転生」の世界観を壊さず世に出せたわけです。ナムコさんじゃなければ絶対に出せなかった。

・無粋なことを言わない任天堂
記者: では、アトラスが発売することになった「真・女神転生」の場合、任天堂さんの検閲はどうだったのでしょうか。

鈴木: もちろん規約違反がたくさんありましたよ(笑)。でも、スーパーファミコンの時代になると「女神転生」が世間に認知されていたので、任天堂さんの検閲官が「メガテンなら仕方ないわ」って思ってくれたんです(笑)。あのゲームは「ああいう世界観のゲーム」なので仕方ないと。

記者: そんなのアリなんですか!

鈴木: でも検閲が通っちゃったしアリ。

記者: 「女神転生」と同じくらい「真・女神転生」も規約違反数があったのでしょうか。

鈴木: いやいや「真・女神転生」はもっとヤバかった。さっきと言ってることかぶるけど、ファミコンで「女神転生」というブランドが出来上がったから、こういうものなんだっていう認識ができちゃったわけ。なので、任天堂さんもそこまで無粋なことを言わなかったという。そこがね、任天堂さんの偉いところです。

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