夏休みに親子で楽しめる! 子どもの好奇心を刺激する「STEM教育」の入門絵本 (1/3ページ)

新刊JP

『AI時代を生きぬく理系脳が育つ 実験でわかる科学のなぜ?』
『AI時代を生きぬく理系脳が育つ 実験でわかる科学のなぜ?』

子どもの将来のためにどんなことを学ばせるべきか。子どもの教育を考える親にとってこれは最大の関心事だろう。そんな子どもの教育に新たなトレンドが訪れている。

それが「STEM教育」だ。

「STEM」とは、「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Mathematics(数学)」の頭文字を取ったもの。理数系の学術領域に重点を置く教育方針を指し、今、世界で重要視されている。

2000年代に入り、インターネット、コンピューター、ロボット、AI(人工知能)などの分野は飛躍的な発展を遂げた。これからますます社会で重要な役割を担うこれらの領域について学ぶことは、現代の子どもにとって不可欠といえるだろう。ちなみに、昨今人気のプログラミング教育も、STEM教育の一つといえる。

そんな「STEM」への関心を高める一冊として注目されているのが『AI時代を生きぬく理系脳が育つ 実験でわかる科学のなぜ?』(コリン・スチュアート著、江原健訳、ガリレオ工房監修、誠文堂新光社刊)だ。

本書は「STEM教育の具体的な実践方法」を紹介した「国内初」の書籍だ。しかも、子ども向けの絵本となっており、現代科学の基礎から先端までがわかりやすく概観できる。原書はSTEM教育の先進国、イギリスで出版されており、絵柄もポップで親しみやすいのが特徴だ。

本作は全4冊のシリーズで構成されており、本書では「STEM」のうち「S」、つまり、サイエンス(科学)の領域について学べる。本書の中から、子どもに「科学っておもしろい!」と思わせる実験やトピックを紹介していこう。

■卵のカラだけ溶けてなくなる?「化学反応」の実験

物質の結合が壊れたり、新しい結合ができたりするのが「化学反応」だ。しかし、これを難しい言葉のまま説明しようすると、子どもの興味は科学から離れていく。

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