大人のADHDってなに? 特徴を知って上手な付き合い方を知ろう (2/4ページ)

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大人のADHDとは、幼少期には症状が目立ず、大人になって症状が目立ってきたときに使われる表現です。学生時代までは症状があっても自分なりに工夫したり周囲が協力的に接してくれるお陰で症状が目立たないことがあります。



しかし社会人になると責任が生まれ、プレッシャーやストレスが大きくなって症状が目立ってくるのです。本人としても今まで何も不自由なく生活できていたのに、社会人になってから「指示をすぐに忘れる」などの点を注意され、本来は能力があったとしても周囲からは「仕事ができない人」とレッテルを張られてしまうことがあります。




大人のADHDはどんな症状? 

忘れ物して慌てる男性



ADHDは注意欠如多動性障害の名前のとおり、その症状は「1. 注意が欠如する症状」や「2. 多動の症状」がメインになります。



ただし常にこの2つの症状が常に同時に併発するわけではありません。特に幼少期は「2. 多動の症状」が目立ち、授業に集中できずに立ってウロウロと歩く子どもがいます。



この「2. 多動の症状」は年齢を重ねると収まり、高校生の頃には目立たない人も多いです。そのため大人のADHDでは「1. 注意が欠如する症状」から起こる日常生活のトラブルが散見されます。具体的には、人の話を聞いていない、頼んだ仕事を忘れる、ケアレスミスが多い、などがあります。

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