清掃員として雇われたのは訓練された6羽のカラスたち。フランスのテーマパークで絶賛勤務中 (1/3ページ)
フランス・バンデ県西部にある人気のテーマパーク「ピュイ・ド・フー」では、6羽のカラスたちが、園内清掃員として雇われた。
彼らは、タバコの吸い殻やゴミを拾うよう特別に訓練された、賢いカラスたちだ。
Crows butt in for litter pick-up at French theme park
カラスたちがゴミを拾って一定の場所に捨てると、そこにある小箱からエサが出てくる。この仕組みを理解したカラスたちは、積極的にゴミ拾いを行っているのだという。
・カラスがゴミを拾っている姿が園内美化につながれば
カラス清掃員を導入した目的は単に園内をきれいにすることだけではない。「カラスですらゴミを拾い集めるのに人間が散らすわけにはいかない」と、来園者がそれに感化され、きれいなパークを保つ意識が高まるという目論見もある。
「わたしたち人間が、動物から環境を大切にすることを教わることができるのを示す目的もある」園長のニコラ・ドヴィリエは説明する
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・賢いカラス
ハシボソガラスやコクマルガラスなどミヤマガラスの仲間は特に知能が高く、人間とコミュニケートしたり、遊びを通して関係を築くことができると考えられている。
研究者も、カラスは驚くほど頭が良く、道具を使う、複雑な問題を解決する、人間の顔を覚える、仲間同士でコミュニケートする、その他いろいろなことができると言っている。