KNOCK OUT“キック界の高橋大輔”不可思が赤いベルト初代王者に!高橋兄弟長男は惜敗 (1/2ページ)

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KNOCK OUT“キック界の高橋大輔”不可思が赤いベルト初代王者に!高橋兄弟長男は惜敗

キックスロード
『KNOCK OUT SUMMER FES.2018』
▽19日 大田区総合体育館

 肘ありのキックボクシングイベントKNOCK OUTが真夏のビッグイベント『KNOCK OUT SUMMER FES.2018』を19日、大田区総合体育館で開催した。今大会も超満員の観衆が詰めかけ、BS11では初となる19時からゴールデンタイムでの中継も行われた。

 番組開始と同時に、メインイベントを放送。初代KING OF KNOCK OUTスーパーライト級王座決定戦・不可思対秀樹をBSではKNOCK OUT史上初めて生中継した。先日のRIZINでは生中継開始まで1時間の休憩があり物議をかもしたが、格闘技の場合、時間に調整がきかないため、長めに尺を取っておくのは仕方ないこと。しかし、今大会ではセミファイナルの森井洋介対大月晴明が終了してから10分以内に生中継が始まったため、会場にいた観客から不満が漏れることはなかった。

 KNOCK OUTで第1試合から実績を積んできた不可思と、RISEのリングでRISEライト級王者である不可思を追い続けていた秀樹が、それぞれトーナメント2試合を勝ち抜き決勝で激突した。序盤は動く不可思に対して、合わせて当ててポイントを取りに行く秀樹の攻防が繰り広げられていたが、4R、秀樹の左ストレートで不可思がグラついたところから試合は動き出す。不可思は秀樹の猛攻をしのぎ形勢を逆転させると、不可思の逆転右フックが秀樹のあごにヒットしダウンを奪取。最終ラウンド、逆転を狙う秀樹はパンチとヒジ打ちの猛攻をしかけるが、不可思は秀樹の焦りを感じたのか、冷静に右ミドルを蹴りながら右ストレートで応戦。両者パンチを繰り出す中、試合は終了した。結局は1回のダウンが大きな決め手となり、不可思が2-0の判定勝ちを収めた。

 試合後、不可思はリング上でマイクを向けられると「自信はあったんですが、厳しい戦いになるのは覚悟していたのでそれを乗り越えられてよかったです」と安ど。「俺はここが目標じゃなくてここは通過点なので、もっと高いところに行きます。チャンピオンとしてKNOCK OUTとキックボクシング、日本の格闘技界を俺が引っ張っていく。

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