『少年の日々』を「憧れと冒険」で彩った貴重な宝物コレクションとは (1/2ページ)

まいじつ

『少年の日々』を「憧れと冒険」で彩った貴重な宝物コレクションとは

子供のころから収集癖のあった私がハマッたものは数々ありますが、その筆頭は何といっても小学館の学年誌の企画で気軽に通販できた『怪獣バッジ』です。

これは1971~74年に起きた〈第2次怪獣ブーム〉の大人気を背景に、学年誌各誌で毎月展開されていた通販コーナー〈おたのしみデパート〉で購入できたオリジナル商品。

そのページに付いた応募券を切り離し、料金分の切手とともに小学館に送ると漏れなく入手できました。

とても軽いアルミ製で、土産物のバッジのようなズッシリ感には欠けますが、金属独特のひんやりとした触感があり、細やかでカラフルな彩色が施されています。

そして、テレビに登場したばかりの最新怪獣を次々にバッジ化する、という魅力の塊のような怪獣バッジは、当時の子供にとっては宝物感バツグンなものでした。

しかも、各学年誌で全く種類が違うんですよ。71年当時、小学4年生だった私は上に兄しかいなかったので、弟や妹のいる級友に頼んでは同時期の『小学二年生』『小学三年生』などの〈おたのしみデパート〉をチェックさせてもらい、お気に入りのバッジを選んで買ってました。

こんな風にビニール袋に入ったバッジが5センチ×15センチの台紙にホチキスでとめられ、細長い封筒で自宅のポストに送られてくるのです。これが届くのが本当に楽しみだったなぁ。

毎月同じパターンでは飽きられてしまうためか、小学館もいろいろと工夫を重ねていきました。

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