高カカオチョコレートで、閉経後の人生50年を健やかに! (1/3ページ)
近年、ブームになっている「高カカオチョコレート」。一般的なチョコレートに比べてカカオの含量が多く、カカオポリフェノールやカカオプロテインを効率よく摂取できることから、さまざまな健康効果が期待できるとして注目を集めています。
これまでも血圧低下や便通改善などに効果があるとされてきましたが、このほど、カカオポリフェノールが閉経後に女性がなりやすい病気を予防する可能性があると、新たに判明したのだそう。
東京バーゲンマニア編集部は2018年10月9日、製菓メーカー・明治と東京医科大学との共同研究結果をまとめた「閉経後女性に対するカカオポリフェノールの健康効果研究成果発表会」に参加。閉経後の女性の健康と高カカオチョコレートについて学んできました。
閉経後はさまざまな疾患リスクが上昇する。"人生100年時代"と言われる昨今、まだまだ先は長いですね。
しかし平均寿命が延びる一方で、健康寿命はここ20年ほどほとんど変わっていません。85歳以上の5人に1人は自立した生活が困難というデータもあり、余生を楽しむには健康寿命の延伸が大事な課題となっています。
女性の場合は平均50歳前後に閉経を迎えますが、この閉経後の50年を健やかに過ごすことが健康寿命の延伸につながります。
ここで知っておきたいのが、閉経後に高まるさまざまな疾患リスクについてです。
高血圧・高コレステロール・高血糖の「3高リスク」女性の体内では閉経後、女性ホルモンであるエストロゲンが減少します。このエストロゲンはさまざまな働きをもっているため、分泌量が減ることによって体の各所で不調や疾患リスクが生じます。
なかでも、高血圧・高コレステロール・高血糖の"3高リスク"は特に注意すべきもの。