ホンダが熱闘制しトップリーグ残留決定 惜敗のサニックスは入替戦へ (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

後半20分にキック&チェイスから勝ち越しトライを挙げたホンダのエイダン・トウア(中央左)(撮影:松村真行)

 2季ぶりの日本最高峰リーグで奮闘したHonda HEAT(ホンダヒート)が、12月1日に愛知・パロマ瑞穂ラグビー場でおこなわれた9~16位決定トーナメントの1回戦で宗像サニックスブルースを38-34で倒し、トップリーグ残留を決めた。

 ノーサイドの笛が鳴るまで、手に汗握る接戦となった。

 ホンダは前半6分過ぎ、連続攻撃からLOジョシュ・ベックハイスがスペースを抜けて先制した。

 リーグ戦(レッドカンファレンス)全敗だったサニックスも必死で、9分、CTBアンドレ・エスターハイゼンが防御網を切り裂き、WTB屋宜ベンジャミンレイのトライを演出。同点となる。

 しかし先行したのはホンダで、15分、ラインアウトからモールで押し込み勝ち越し。19分には、敵陣22メートルライン内のラインアウトは乱れたもののボールを確保し、キャプテンのFL小林亮太がトライを挙げた。

 サニックスは26分、反則が続いてPRパディー・ライアンが10分間の退出を命じられ、数的有利となったホンダは29分、ゴール前でルーズボールを確保し、SH伊藤玖祥が間隙を突いて24-7となった。

 早めに点差を詰めたいサニックスは31分、CTBエスターハイゼンらがプレッシャーをかけてPKを得ると、クイックタップから攻めてCTB森林啓斗がゴールラインを割った。

 10点ビハインドで後半を迎えたサニックスは47分(後半7分)、FBカーウィン・ボッシュがPGを決め、7点差と迫る。そして58分、ホンダのWTBレメキ ロマノ ラヴァが自陣から抜けて大きくゲインし、チャンスになりかけたが、途中出場SH山路健太へのパスはつながらず、ボールを手にしたサニックスのFBボッシュがカウンターで約60メートルを走り切り、コンバージョン成功で24-24の同点となった。

 しかしホンダは60分、FBエイダン・トウアがハイパントしたボールをチェイスしてバウンドボールを自ら確保し、ゴールへ駆け抜け流れを引き戻した。

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