サントリーが延長サドンデスでヤマハとの激闘制した! 3連覇に王手! (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

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ヤマハのヘル ウヴェにダブルタックルするサントリー(撮影:大泉謙也)

 秩父宮ラグビー場で12月8日におこなわれたトップリーグ(兼 日本選手権)準決勝の第2試合は、延長にもつれる大熱戦となった。決勝進出を決めたのは、3連覇を目指すサントリーサンゴリアス。28-25で、ヤマハ発動機ジュビロを下した。

「レベルの高い、いいゲームだった」

 そう振り返ったのはサントリーの沢木敬介監督。9点ビハインドで折り返したが、後半から出場したリザーブメンバーを含めて選手たちが奮闘し、逆転勝利をつかんだ。

「はじめから厳しい試合になるのは予想していた。今日のキーワードは『がまん』になると思っていたので、それをみんなが体現してくれた」

 先制したのはサントリーだった。前半2分、ハーフウェイのラインアウトからの攻撃でSOマット・ギタウが抜け出し、パスをもらったWTB尾崎晟也が相手ディフェンダーを翻弄してトライを挙げた。

 しかしヤマハは13分、ラインアウトからモールで押し込み、HO日野剛志がグラウンディング。18分には相手のミスから敵陣での攻撃チャンスとなり、WTBシオネ・トゥイプロトゥの好走でゴールに迫ると、連続攻撃をLO大戸裕矢がフィニッシュし、逆転した。

 その後、互いにPGを1本ずつ決め、ヤマハの5点リードで迎えた37分、脳しんとうの疑いで一時退出していたギタウに代わりサントリーのSOに入っていた田村煕のキックを、ヤマハFLクワッガ・スミスがチャージし、トライ。

 流れを変えたいサントリーはハーフタイム前、フィールドに戻ったギタウのPGで9点差に詰め、13-22で前半を終えた。

 そして後半の立ち上がり、24フェイズ重ねるなど攻撃のテンポが良くなったサントリー。

「あれが僕たちのスタイル。ボールを持ってアタックする。

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