ゾンビの基本を知る! まず観ておきたいゾンビ映画5選 (1/3ページ)
古典にして頂点! 『ゾンビ』(1978年)
ジョージ・A・ロメロ監督の傑作ホラー映画で、原題は『Dawn of the Dead』です。このロメロ監督こそが、のろのろ歩くよみがえった死者・生きている人間を襲って食べる・脳を破壊されると死ぬという、「ゾンビ」の概念を世界に知らしめた張本人です。現在まで続く全てのゾンビ映画はロメロ監督から始まったといっても過言ではありません。
同監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(原題:Night of the Living Dead)』(1968年)、『死霊のえじき(原題:Day of the Dead)』(1985年)を合わせてしばしばゾンビ三部作と呼ばれます。この『ゾンビ』は三部作の中では2作目に当たりますが、「外から誰も入れないようにして郊外のショッピングモールに立てこもる」という、よくある展開の原点となった映画でもあります。必見の1本です!
邦画の傑作ゾンビもの 『アイアムアヒーロー』(2016年)花沢健吾先生の同名人気漫画を実写映画化した作品です。35歳ながらうだつの上がらない鈴木英雄は、ある日「女性が犬をかんだ」という不思議なニュースを目にします。それが異常事態の兆しでした。謎のウイルスの感染でゾンビと化した人が通常の人を襲い始めたのです。
作中では「ZQN(ゾキュン)」と呼ばれますが、人外の存在はほかならぬゾンビそのもの。邦画で本格的なゾンビ映画ができたという記念碑的な一本でもあります。鈴木英雄役の大泉洋さんの好演も見所の一つです。
新手のゾンビもの 『28日後…』(2002年)暴力的な動物愛護協会が医療研究所を襲撃。