長嶋茂雄が原巨人に烈魂注入!「V奪還」炎の秘策 (3/5ページ)

日刊大衆

「丸獲得の狙いは“打線の軸作り”。ズバリ鍵となるのは、実質2年目のジンクスを迎える岡本です。彼が厳しいマークをはね返せるようなら、丸はさらに生きるでしょう」(前同)

 そして2つめの秘策。キーマンとなるのは炭谷だ。「昨季の炭谷は、正捕手に座った森友哉の控え。今年32歳という年齢を考えても、1億5000万円の3年契約という好条件を出してまで獲る選手とは思えません。疑問を持つ球界関係者も多かったようですね」(スポーツ紙記者)

 しかし、貴重なFA枠を使ってまで、炭谷を獲りにいったのには理由があるのだという。「それは、正捕手・小林誠司に対する原監督の“不信感”です。小林の評価は極めて低いと言わざるをえません」(前出の番記者)

 小林といえば、菅野智之山口俊といったベテラン投手からの信頼が厚いことで知られる。「しかし、その反面、まだ成長過程にある若手投手を勝たせるようなリードができない。首脳陣は、将来のエースを育てるような捕手を望んでいたんです」(前同)

 そこで浮上したのが炭谷だったというわけだ。「今年メジャーに渡る菊池雄星をエースに育て上げたように、炭谷には長年西武投手陣を引っ張ってきた実績がある。“炭谷で投手陣を底上げする”ことこそが原監督の真意でしょう」(同)

 昨季イースタンで投手三冠を獲得した高田萌生、90イニングで84奪三振を記録した左腕・大江竜聖など、確かに今の巨人の若手投手には期待の逸材が多い。

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