「仕事で一度は結果を出すけど結局ダメになる人」の残念すぎる共通点とは? (1/3ページ)

新刊JP

「仕事で一度は結果を出すけど結局ダメになる人」の残念すぎる共通点とは?
「仕事で一度は結果を出すけど結局ダメになる人」の残念すぎる共通点とは?

仕事や勉強で一定の結果を出しても、それが長続きしない。華やかな成果を上げたことがあるのに、いつの間にか落ちぶれている。そんな人はまわりにいないだろうか?

だが、自分もそうなってしまう可能性もゼロではない。
結果を出し続けられる人、落ちぶれずに成長し続けられる人になるために必要なのは何か。それは能力や才能ではなく、ものの見方や考え方、すなわち「マインドセット」だ。

累計250万部を超える世界的ベストセラー『マインドセット「やればできる!」の研究』(キャロル・S・ドゥエック著、今西康子訳、草思社刊)では、マインドセットには二つのタイプがあることが述べられている。

自分の能力は固定的で変わらないと信じる「硬直マインドセット」と、基本的資質は努力次第で伸ばせると信じる「しなやかなマインドセット」だ。

本書では、「硬直」と「しなやか」、それぞれのマインドセットの持ち主たちの特徴や共通点を、スポーツ、ビジネス、対人関係、教育などの分野から取り上げて解説している。その中から、いくつかの「マインドセットの違い」を示す例を紹介してみよう。

■「テニスの悪童」と「バスケの神様」の決定的な差

マインドセットの違いで、物事が上手くいかないときや失敗したときの姿勢はまったく異なる。二人の有名アスリートはその典型例だ。

数々の記録を残しながら暴言などにより「悪童」と呼ばれたテニスプレイヤー、ジョン・マッケンロー。彼は試合に負けるたびに「寒すぎた」「暑すぎた」「嫉妬心に邪魔された」と、いつも何かのせいにするコメントを口にしていた。

一方、バスケの神様と評されたマイケル・ジョーダンは、野球界からバスケ界に復帰した年、プレーオフで敗退。そのとき「復帰してすぐに試合に勝てるなんて思っちゃいけない。心身ともにこれからしっかり鍛え直そうと思う」とコメントした。その翌年にチームは優勝。のちに三連覇も達成している。

「硬直」な人は、「失敗」を自分の才能や価値を損なうものとしてしか見ることができない。それゆえ、失敗すると自分は負け犬だと思い込んでしまう。

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