『3年A組』森七菜が示す、視聴率“好調の法則”とは? (2/3ページ)

日刊大衆

 しかしこの回で注目されたのは、特撮ヒーローだけじゃない。動画の秘密を暴くキーパーソンとなった堀部瑠奈を演じる森七菜も、大いに話題になったのだ。SNS上では「めっちゃかわいい」「私が推してる子」など、そのルックスを褒めるコメントが多い一方、「芝居がナチュラルで、でも的確」「森七菜さん、すんごい芝居する」と、知的なパソコン少女を演じきった演技力も絶賛されていた。ここにきて森が演じる堀部瑠奈が注目されることとなり、この『3年A組』が現代のメインストリームのドラマだということを、再認識させられた。

 というのは前述の『トクサツガガガ』は、オタク女子が主人公という異例の設定ながら大人気で、特撮オタクを演じる小芝風花(21)の株も急上昇。今回、話題になった森七菜が演じる堀部瑠奈も、特撮好きのうえパソコンを使いこなすオタクっぽい女子だ。

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 また本作のヒロインである茅野さくら(永野芽郁/19)もプロレスオタクというキャラ設定で、ときおり細かなプロレスネタを披露している。趣味嗜好が多様化し、以前よりネガティブなものでなくなったのか、“オタク”は視聴者の共感を得るツールとしてドラマのキーワードとなっているのだ。

 週刊少年ジャンプ(集英社)のファンたちを描いたドラマ『オー・マイ・ジャンプ』(テレビ東京系)や、dTVのオリジナル作品として配信されたアイドルオタクドラマ『婚外恋愛に似たもの』など、オタクを軸に据えた作品は増える一方だ。

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