神社に行ったら屋根を見てみて!お参りが楽しくなる豆知識「千木」と「鰹木」を知る (1/2ページ)

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神社に行ったら屋根を見てみて!お参りが楽しくなる豆知識「千木」と「鰹木」を知る

皆さん、神社は好きですか?

近ごろのパワースポット流行で熱心にお参りされる方もいれば、お正月の初詣やお祭りの時くらいしかお参りしない方もいると思いますが、せっかくなので、お参りする時に屋根を見上げてみると、ちょっと面白いかも知れません。

出雲・須我神社。日本初之宮として知られる。

一口に神社と言っても、その建物(社殿)には色々とスタイルがあり、それぞれの個性がより濃く表れているのが屋根だからです。

それぞれのスタイルを細かく紹介していくと飽きてしまうかも知れないので、ここではざっくり「仏教スタイル」と「神道スタイル」の2つに分けて紹介します。

「仏教スタイル」とは寺院に倣った建築様式、「神道スタイル」とは日本古来の建築様式にのっとった伝統的な建築様式を、それぞれ便宜上呼んだものです。

今回はその「神道スタイル」から、屋根の上にある「千木(ちぎ)」と「鰹木(かつおぎ)」について紹介したいと思います。

千木(ちぎ)

千木とは屋根を組む際に交叉させた材木で、特にその先端部を言いますが、やがてその名残として屋根の上から載せる装飾的な「置千木(おきちぎ)」なども登場しました。

第62回神宮式年遷宮シンボルマーク。屋根から2本突き出ているのが千木。

社殿の中で最も高い位置にあることから、神様の威儀を示すパーツとして重要視され、『古事記』で大国主命(おおくにぬしのみこと)が自分の治めていた葦原中国(あしはらのなかつくに。

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