全国で「改元記念きっぷ」続々登場! すでに14社が発売決定、入手方法をまとめてみた (1/3ページ)
2019年5月1日の新天皇の即位と改元まで約2週間と迫る中、日本列島はにわかに「改元特需」に沸いている。
さまざまな企業・団体が「令和」に関するグッズを世に送り出しているが、鉄道会社も例外ではない。北から南まで、改元にちなんだ記念きっぷが続々と発売され、時ならぬ記念きっぷラッシュとなっている。
ローカル鉄道の救世主に?Jタウンネットが調べたところ、4月15日現在、全国14社で改元記念のきっぷを発売開始、もしくは発売が決まっている。
きっぷの種類は様々で、全線フリーきっぷ・券面額区間有効型・入場券などだが、「令和」の文字を入れ、枚数限定とするなど各社プレミア感を出そうとしている。
最もインパクトがあったと思われるのが香川県の高松琴平電鉄で、「新元号記念2daysフリーきっぷ」と「新元号記念Iruca」を発売する予定。全線で2日間有効のフリーきっぷは4月15日からの発売だが、新元号記念Irucaは改元後の5月3日からの発売。
あの瞬間をもじった記念ICカードも登場(C)高松琴平電気鉄道
新元号記念Irucaは瓦町駅で800枚限定での発売だが、菅官房長官による「令和」発表のテレビ中継画面をもじったイラストが描かれ、しかも同時手話画面が「令和」の額に重なっているところまで再現したユーモラスさがインパクト絶大だ。
その他、北から順に記念きっぷを発売する鉄道会社をリストアップさせていただく。まず北海道・東北では、秋田県の由利高原鉄道1社が発売予定だ。
由利高原鉄道:「さよなら平成記念乗車券」(500セット限定で1000円、4月30日から)
由利高原鉄道の記念乗車券は3枚セットで、沿線風景を映した台紙付き(以下、画像はすべて各社ニュースリリースより)
関東では4社が改元記念特需に参戦。JR・大手・地方私鉄と数が多い。