激しい雨の中、ずぶぬれになりながら見知らぬ葬列車に敬礼を捧げるひとりの兵士の姿(アメリカ) (2/4ページ)

カラパイア

でも、この紳士はそんな当たり前の行為を超えた態度で、死者への敬意を払っていたのです。

葬列は少なくとも1分は続いていましたが、彼は雨の中ジープから出て、ずっと立って敬礼していました。兵士だからそうしなければならないという理由からではなく、彼自身の意思でそうしているのだと感じました。

見知らぬ家族に、敬意をもって敬礼を捧げる兵士の姿に、私は感動を覚えて心が温かくなりました。

・尊い兵士の姿がSNSで大反響

 ケンタッキー州では、ドライバーが葬列中に遭遇した際には、車を停止させるか追い越しを控えなければならない。それは死者や遺族へリスペクトを払うという以外に、州が定めた道路交通法でもある。

 しかし、エリンさんの投稿でもわかるように、近年ではそれを守るドライバーが少なくなっていたのだろう。

 そんな中でのエリンさんのこの投稿は大きな反響を呼び、シェア数はたちまち20万近くにもなったという。そしてユーザーらからは、このような声が寄せられた。

・彼の行為に遺族もきっと救われたはず。

・この男性は、本物のアメリカ兵士だね。

・親切とリスペクトをありがとう。あなたは“真のヒーロー”だ。この写真を見て、アメリカ人であることに誇りを感じさせられたよ。あなたの人生にも神のご加護がありますように。

・この国を誇りに思える1枚だね。

・私の父も、葬列に遭遇した時にはキャップを脱いで直立していたわ。

・世の中には、まだまだ他人をリスペクトする良い人が存在するってことを気付かせてくれて、ありがとう。あなたにも幸あれ。

・素晴らしい人だね。

・人間らしく振舞っている人を見ると、人間が好きになれる。

・感動する投稿をシェアしてくれたエリンさんにも感謝。


・兵士の身元が判明

 フェイスブックにエリンさんが投稿した時には、この兵士が誰であるのか不明だった。しかし米メディアで報じられると、その身元が明らかになった。
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