ダルビッシュの「スライダー」に小宮山の「シェイク」! プロ野球界を騒然とさせた“魔球”たち (2/3ページ)

日刊大衆

■「先輩から伝承された“破壊的”魔球」前田健太のスライダー

 前田健太(現ドジャース・2007〜)。PL学園時代からの持ち球だったスライダーを、先輩・佐々岡真司から伝授された握りでアップデート。曲がり幅や緩急、縦横を自在に操る“宝刀”にまで磨きあげ、球界屈指の大エースへと成長した。メジャー移籍時には米メディアもそのキレをして「破壊的」などと報道。今季もメジャーリーガー相手に抜群の威力を発揮し続ける。

■「ハエが止まるほどの超遅球!」多田野数人のただのボール

 多田野数人(日本ハムほか・2004〜2017)。スライダーなど多彩な球種を持つ技巧派だが、彼を有名にしたのはやはり60km/h台の超スローボール、通称「ただのボール」。中継カメラの枠からも外れるほど山なりなうえに、スピードガンでも計測不能だったことから、ファンからは「消える魔球」とも称された。野球解説者の江本孟紀氏曰く「ただ遅いだけの球を投げるのは勇気がいる」。

■「鋭く落として1試合19奪三振!」野田浩司のフォーク

 野田浩司(オリックスほか・1988〜2000)。敵将・野村克也から「お化けが消えた」とコメントされるなど、阪神時代から一級品だったフォークを武器に、オリックスで覚醒。移籍1年目の93年からは、3年連続で2ケタ勝利&200奪三振をマークし、95年には現在も残る1試合19奪三振の日本記録を樹立した。なお、握りは江本氏が言う「縫い目にかけない」正統派。

■「投げる哲学者の”研究成果”」小宮山悟のシェイク

 小宮山悟(ロッテほか・1990〜2009)。

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