ダルビッシュの「スライダー」に小宮山の「シェイク」! プロ野球界を騒然とさせた“魔球”たち (1/3ページ)

日刊大衆

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 プロ野球の醍醐味と言えば、どこまでも飛んでいくような打球、ロケットのような速球、そして、凄まじい変化を見せる“魔球”。今回は名チームの名選手が繰り出した“魔球”を紹介したい。

■「巧みに投げ分ける世界最高峰の技術」ダルビッシュ有のスライダー

 ダルビッシュ有(現カブス・2005〜)。現役選手でありながら、その多彩な持ち球を『変化球バイブル』として一般にも公開している新時代の大エース。なかでも、スライダーは日米の強打者からも「視界から消える」と絶賛される逸品。理化学研究所の姫野龍太郎氏も「回転軸の違う3種のスライダーを意図を持って投げ分けているのは自分の知る限り彼だけ」と驚嘆した。

■「流浪のメジャーリーガーの最終兵器」大家友和のナックル

 大家友和(横浜ほか・1994〜2016)。横浜を皮切りに、日米、メキシコの10球団を渡り歩いた元メジャーリーガー。11年オフに受けた手術からの復活を賭して、肩、ヒジへの負担が少ないナックルボーラーへの転身を決意。1年のブランクを経て入団したBCリーグでは、富山・福島の両球団でナックルを駆使して活躍を見せた。

■「300もの勝ち星を積み上げたレジェンド」小山正明のパーム

 小山正明(阪神ほか・1953〜1973)。ナックルと双璧をなす不規則変化の“魔球”パームボールの第一人者。ムダのない合理的なフォームと「針の穴を通す」と言われた精密なコントロールで、歴代3位の320勝を積み上げた。その小山自身が「あの人がいなかったら、僕はいない」と挙げる先輩右腕・渡辺省三は、江本氏曰く「小山さん以上の変化球の使い手だった」とも。

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