ムード作りが悪い方向へ? 阪神・矢野監督のパフォーマンスは吉と出るか凶と出るか (1/2ページ)

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ムード作りが悪い方向へ? 阪神・矢野監督のパフォーマンスは吉と出るか凶と出るか

 矢野阪神が本当の意味で「強いチーム」になるには…。

 大型連休の連戦が終わり、プロ野球各チームは「ちょっとお疲れ」といったところ。5月後半にその疲れの出始めたチームを建て直し、6月4日スタートの交流戦に備えなければならない。交流戦でパ・リーグとの相性が悪いセ・リーグはGW明けの建て直しが重要になってくる。

「阪神がちょっと心配ですね。巨人はGWの連戦を巧くしのいだという感もあります」(パ・リーグ球団スコアラー)

 GW期間中の10連戦だが、巨人の成績は5勝4敗1分け。阪神は7勝3敗。数字上ではこの間、勝率を落としたのは巨人のほうだ。勝ち星を伸ばした阪神のほうが「低評価」となった。その理由を聞かされると、チーム再建とは本当に長い道のりであるようだ。

 「矢野燿大監督(50)は得点シーンで大げさな喜び方をします。ベンチを盛り上げるため、あえてやっているんでしょうが」(前出・同)

 このパフォーマンスについては、開幕当初から賛否両論が出ていた。「負けが込んだときにどうするのか。選手がベンチのほうを見てプレーするようになる」等々…。

 しかし、前任の金本知憲監督のころ、阪神ベンチはピリピリしていた。凡ミスが続くと、金本前監督は腕組みをし、苦虫を噛みつぶしたような表情をする。怒鳴りつけることはしないが、選手は萎縮し、ドロ沼の連敗街道にはまってしまった。

 こうしたムードに再び陥ることのないよう、矢野監督自らが明るく、前向きな雰囲気作りをしているのだという。

 5月5日の対DeNA戦だった。阪神は勝利を収めているが、1イニングで3つのエラーを重ね、先制点を許した。その失点につながったエラーだが、スタメン遊撃手・木浪聖也(24)が2つ犯している。また、エラーの記録はつかなかったが、送球判断ミスのフィルダースチョイスもやってしまった。

 木浪個人を責めるわけではないが、こんな指摘も聞かれた。

「その木浪が名誉挽回の同点ヒットを打ったんですが、ベース上でガッツポーズをしました。誰のミスで苦しい展開になったのか。

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