結婚して幸せになるために「やってはいけないこと」 (2/6ページ)
自分らしさをわからないまま生きている人で幸せな人は、ほぼいません。
まわりがどうとか、友だちが結婚しているからとか、そんなことにとらわれないで、自分は自分らしく生きるためにはどうしたらいいのか? ということを考えるようにしましょうね。
◇親が結婚しろとうるさく言ってくるから
親の期待通りに生きることが親孝行だというわけではありません。
親に「子どもには子どもの生き方があって、幸せに生きてくれさえすれば、それだけでいいのだ」と思えるほどの深い愛情を教えてあげることだって、大事な親孝行です。
親の言葉に影響を受けすぎてしまう人は、そろそろ親離れをしたほうがいいでしょう。親の言いなりになりすぎると、自分で自分の人生の選択ができなくなり、いつか後悔するときがきます。
なぜなら、親とあなたは、ちがう人間だからです。親にとっては幸せなことでも、あなたにとってそれは幸せなこととは限りません。親の意見に左右されてしまう人は、自分の力で人生を選べるようになりましょうね。
◇出産を考えると、早く結婚しておきたいから
確かに出産を考えると、若いうちに結婚したほうがいいでしょう。
でも、結婚したところで、子どもができるとは限りません。そんなときどうしますか? その人との結婚生活を続けられますか?
子どもができなければ一緒にいる意味を感じない程度の愛情しか抱いていない相手と結婚したら、きっとうまくはいかないでしょう。「この人となら、何があっても人生をともに歩んでいく!」くらいの強い気持ちがないと、家庭に降りかかるさまざまな問題を乗り越えられないからです。
その程度の愛情しかなかったら、仮に子どもができたとしても夫婦仲がうまくいかず、離婚し、シングルマザーになって、より苦労することもあるかもしれません。
さらに、「子どもがほしいから結婚したい」という人の中には、「他人が持っているものを自分も持っていないと、足りない感じがするから」くらいの感覚の人もいます。そんな“所有物”のような感覚で子育てをしようとしたら、子どもが不幸になってしまいます。