粘土と水彩だけでできた人形!表情の豊かさと素朴さがまさに秀逸! (1/2ページ)

秒刊サンデー

粘土と水彩だけでできた人形!表情の豊かさと素朴さがまさに秀逸!

人形作家・宮竹眞澄さんをご存知でしょうか。大分県宇佐市の出身ですが現在は北海道東川町在住です。1978年に独学で人形創作を始めたそうですが、平成3年に東川町に移住して現在の作風に変えたということです。2008年に全国巡回展をスタートさせ、今年は第100回目の巡回展を迎えたそうです。5月22日からは地元東川町で、新たな展開を模索しての人形展が開催されています。

宮竹眞澄さんが創作している人形には宮竹さんの気持ちが詰まっています。

上の写真は、平成30年11月上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)が胆振東部地震の被災地のお見舞いにいらしたときの様子を作品にしたものです。テレビや新聞などで、この様子をご覧になった方は大勢いるのではないでしょうか。説明がなくても、作品を見た瞬間に、「あぁ、あの時の...」とわかってしまいます。

展示作品の中から何点かをご紹介しましょう。

宮竹眞澄さんが創作している人形の材料は粘土と水彩だけで、布などは使っていないそうです。目の前で実物を見ても、粘土であるにもかかわらずまるで本物の着物(布)のように見えてしまします。宮竹さんの人形は昭和から平成へと続く庶民の暮らしぶりを題材とした創作されてきました。

昔は赤ちゃんが生まれるとこんな風にして産湯を使っていたのですね。3人の表情を見て下さい。それぞれの人の気持ちが現れていると思いませんか。(赤ちゃんの気持ちはまだわかりませんが...)

野良仕事を終えたお母さんでしょうか。まるで本物の布や毛糸のように見える部分もすべて粘土で作られています。

日本ハムファイターズの選手だった人物です。今はもう在籍していませんが、誰だかお分かりになりますか。バットとグローブを持っていますね。今は大リーグで活躍しています。

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